:::2006.03.22号より:::
清里町・焼酎 じゃがいも焼酎 きよさと
じゃがいも焼酎きよさとの画像
1979年の発売以来変わらない、清里町の自然を描いたラベルとパッケージが目印。クセがなく、さっぱりとした飲みやすさが好評。甲類焼酎。アルコール25度720ml/1060円
 日本百名山の一つで、道東「斜里岳」の裾(すそ)野に広がる清里町。初夏には畑一面にジャガイモの花が咲き、町を美しく彩ります。
 1975年、町おこしの一環として、同町の職員が主要農作物のジャガイモで特産物を作ろうとアイデアを模索。北見市でジャガイモから工業用アルコールを製造していたことや、九州のサツマイモ焼酎をヒントに、「じゃがいも焼酎」作りに取り掛かることになりました。翌年、旧中学校校舎を「馬鈴薯試験研究所」として改修。試験や研究を重ねて、同町で収穫されたデンプン含有量の多い加工用ジャガイモにこだわった焼酎の醸造を始めました。
 そして1979年、日本で初めて「じゃがいも焼酎 きよさと」を発売。当時は試行段階で限られた数量の販売だったため、店頭からすぐに売り切れることから「幻の焼酎」と呼ばれたこともあったそうです。クセのない飲み口が好評で、販売量も徐々に増加していきました。
 1986年からは新焼酎工場で製造されるように。ジャガイモ畑の中に建つヨーロッパの古城のような外観の工場は、毎年8〜11月の収穫時期には醸造の様子を見学・試飲でき、観光スポットとしても人気です。のどかな景色を楽しみながら焼酎を味わうのもまた格別ですね。
●取材協力
清里町焼酎醸造事業所/0152・25・2227