さまざまな分野で活躍する女性のファッションやインテリアに関するこだわりを紹介する「おしゃれライフ」。第2回は、色遣いをメインにしたおしゃれを実践しているカラーリストのさんが登場。とことん色にこだわっているというファッションポリシーについてお聞きました。ぜひ参考にしてくださいね。
:::2004.04.14号より:::
本当に似合う色を身に付けて
自分の個性を引き出しています
顔に映える「サマー」トーンの色で好印象に!
さんは、洋服からメイク、アクセサリー、バッグまで、自分の顔に映える色を取り入れるなど、カラーリストならではの色にこだわったおしゃれを実践しています。それは、仕事で携わっているからというだけではなく、色によって自分の印象が良くも悪くもなると実感しているからなのです。本当に似合う色を身に付ければ、顔がイキイキと明るく輝いて魅力的に見えるそう。
手前はトップスの一部。まるで、下に敷いてある「サマー」の色見本のようなラインナップ
「ひと口に色といっても、奥が深いんですよ。ブルーならスカイブルー、マリンブルー、ターコーイズブルーなど、1つの色にもさまざまなバリエーションがあります」。自身の仕事の一つパーソナルカラー診断は色を、トーン別に4つのグループに分け、個人の肌や瞳の色に一番似合う色のグループを探すもの。青味が強くクールなイメージがあるのが、「サマー」(グレーがかった系統)と「ウインター」(鮮やかな系統)。黄色味が強い温かみのある色のグループは、「スプリング」(鮮やかな系統)と「オータム」(濁った色の系統)です。
「私に似合う色のグループは『サマー』。グレーがかったソフトなトーンの色ですね」。中でも さんの顔に良く映えるのが、淡い水色のベビーブルーやサックス、赤紫系のボルドーで、これらを最大限に活用していると言います。
使う色を減らしたシンプルなコーディネートが基本
さまざまな色合いのワードローブは無地のアイテムが多いため、柄もののストールやスカーフなどで変化をつけています
洋服を買う際には、ブランドにはこだわらず、まず色で選び、次に重視するのが素材なのだそう。「店に入った瞬間に自分に似合うものがあるか、ないのかが分かります。色や素材を決めているので、迷うこともないし、無駄な買い物をする心配がないのでラクですよ」と笑います。
買い物に行っても、サマー系の色合いの洋服以外は一切購入しないという徹底ぶり。ですから、自宅のクローゼットには、サマーカラーの洋服がまるで色見本のようにズラリと並んでいるそう。「同じトーンの色ばかりそろえているので、コーディネートしやすいですね」とも。その日のテーマカラーを1色決めたら、それに1色をプラスするのがコーディネートの基本です。
仕事着ならグレーのスーツに、インナーでボルドーを合わせたり、遊び着はボルドーのカットソーにブルー系の花柄ストールでアクセントをつけたりして工夫しています。
自身が講師を務めるカラーリスト講座の生徒たちに、「色の仕事をしているのに、自分のファッションにはあまり色を使わないんですね」とよく言われるとか。しかし、数多くの色にかかわってきた さんだからこそ、「使う色を出来るだけ減らして、シンプルに装うのがベストだと思っています」と自信を持って言えるのでしょう。
洋服から小物、メイクまで、こだわっているポイントは”光沢“
マニキュアは、パール系やラメ入りを含め50本近く持っているそう
パーソナルカラー診断によるとサマータイプの人は、同じ色でも光沢のあるものが似合います。「光沢といっても、私の場合はギラギラした光ではなく、やや輝きを抑えたようなものが好き。そういうアイテムを選ぶようにしています」。
洋服の素材は、光沢のある柔らかいフラノ地などを意識して選んでいるそう。この”光沢“はメークにも取り入れています。アイシャドーはパール系のブルーを、口紅はパール系やリップグロスを使っているほか、マニキュアもパール系やラメ入りをそろえるほどのこだわりぶり。
また、特に気を使っているのが”指“。というのは、講師の仕事などで大勢の前で話す機会が多いからです。「話をしているうちに自然と手が顔に近付くでしょう。そのとき、指に光沢のあるものがあると顔が明るく見えますからね。指輪も必須アイテムです」と細部まで計算しつくしています。
光沢を放つものの中で最も好きなのが、アンティークビーズが持つ温もりのある光。バッグなどの小物は、ビーズをあしらったものが多く、友人との会食、ちょっとしたパーティーといったプライベートの場で大活躍しているそう。
徹底して似合う色を身に付けることで、自分に備わっている個性を最大限に引き出す。これこそが、カラーリスト・ さんが実践するおしゃれの最大のテーマなのです。
愛用のビーズのバッグやセーター。手前のバッグは母親から譲り受けたもの
シルバーの台座にブルーの石がはまったペンダントをはじめ、アクセサリーもサマーグループの色にこだわっています
はらさき みやこ
札幌市生まれ。北星女子短期大学英文科卒業。1997年、パーソナルカラー理論に出合い資格を取得。カラーイメージコンサルタント資格ほかを取得。病院でのメイクセラピーや百貨店のファッションアドバイザー、カラーリスト養成講座の講師として活動するほか、テレビにも出演中。「シネマコレクションギャラリー」(「アスティ45」1階)内に事務所「ミーム・カンパニー」TEL011・261・4655を開設。
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