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| 撮影/木戸英人 |
これまでの集大成と新たな挑戦ともいうべきアルバムです。現在、全国縦断ツアー中
結成25周年を迎えた6人組バンド「JAYWALK(ジェイウオーク)」。4月には、全12曲を収めたニューアルバム「不思議な朝〜僕が生まれた日〜」をリリース。
「僕らはいつもスタジオで録音して、それを聴き直しては演奏し直したり、それを何回も繰り返してアルバムを作っているんです。ただ、何度も演奏するうちに、“やっぱり初めの方がよかったな”なんてことも多々あって。自由に時間が使える分、潔さがないというか(笑)」とボーカルの中村耕一さん。
「ファンを前にしてのレコーディングには、“何度も取り直しがきかない”という緊張感と難しさはありました。でも、“どこを大事にするか”ですよね。ムダな部分がそぎ落とされていて、それでいてファンの声などスパイス的な味付けもされていて…。今回は、僕らはもちろんのこと、オーディエンスの息遣いも感じられる臨場感あふれる音に仕上がったと思います」。
もうひとりのボーカル・中川謙太郎さんは、「すごく緊張しました。でも、レコーディング自体はすごくおもしろかったですね。自然な感じで、一体感があって」と話します。
普段、出来上がったCDを何度も聴くことはあまりないという2人。しかし、このアルバムは“聴く度に新たな発見”があり、何度も繰り返し聴いているそう。初のライブレコーディングとして中川謙太郎ボーカルで発表した、彼自身の作詞作曲による私小説的作品「1972」。その先行シングルと同様に、東京・渋谷duo MUSIC EXCHANGEにて収録したアルバム「不思議な朝〜僕が生まれた日〜」。同アルバムには、「1972」と同時に発表した「永遠の人」「Wonderful Days」の別テイクもアルバムバージョンとして収められています。
曲の付いていない詞に、それぞれイメージがふくらんだメンバーが曲を付けるという“詞先”の作品がいくつもあったのも、今までのJAYWALKにはなかったスタイル。ファンとともに作り上げたともいうべきライブ形式でレコーディングされた曲は、結成25年の記念にふさわしいアルバムに仕上がっています。
25年という長い間続けてこられた理由。それは、良くも悪くも我の強い人間がいなかったことが理由のひとつだという中村さん。メンバー6人の音楽性が同じ方向を向いていることと、良い音楽を提供したいという共通の思いがあるから、とも話します。カベに当たったときにはその都度、“どうしたら自分たち自身が楽しめるか”と打破してきたそう。
彼らの音楽の魅力は、前向きで常に新しい風を感じさせる、そんな部分にあるのかもしれません。
現在、全国縦断ツアーを展開中。道内でのライブは7月9日(土)、STVスピカで行われます。「ステージとファンとの距離が近いスピカという会場でどんなライブになるか楽しみです」と2人。渋さの中村耕一、広がりのある声の中川謙太郎。ツインボーカルの持つ魅力を存分に感じられるライブになりそうです。 |