:::2005.03.02号より:::
横川美江子さんの画像
イトーヨーカドー子ども図書館 司書
横川美江子さん
開館15周年になる子ども図書館の存在を、多くの人に知ってほしい
 約9000冊の児童書を扱う道内でも珍しい専門図書館「イトーヨーカドー子ども図書館」が、2月15日で開館15周年を迎えました。司書を務める横川さんは、「一時は閉館の危機もありました。地域の皆さんの署名活動もあり、15周年を迎えることができました」と感謝の気持ちを語ります。
 先日、近隣に住む、図書館と同じ15歳になる少女がお小遣いで買った花束を持参してくれました。「彼女はヨチヨチ歩きのころからこの図書館を利用していた子。15周年を知って、お祝い!と言ってくれたんですよ」とうれしそうな表情に。 
 イトーヨーカドー新川店内にあることから、買い物で訪れた親子連れなどが気軽に立ち寄るそう。一方で、札幌郊外から訪れる利用者も少なくないとか。「まだ知らない人もいるので、もっと多くの人に利用してもらいたい」と、店内でチラシ配りに励むなど、積極的にPRに務めています。
「子ども図書館」
子供の視線の高さを考え絵本架は120cm以下。くつろげるよう、じゅうたん敷きにしている「子ども図書館」
 本は”子供の心を豊かにはぐくむもの“が信条。自身の3人の子供はすでに独立していますが、「幼いころもっと絵本を読んであげればよかった」と振り返ることも。だからこそ、現役の母親世代へ児童書の大切さを訴えます。「母親が子供に読み聞かせをすることは、一緒に触れ合う時間を持つこと。大人になったとき、きっと思い出として残るはず。子供の年齢や好みに合わせた本を紹介しますので、相談してください」。
 31日(木)までは、15周年記念のイベント「絵本のキャラクターぬいぐるみ展」も開催中。「ぜひ一度、子ども図書館に足を運んでくださいね」と、熱心に語る姿が印象的でした。
※問い合わせは、イトーヨーカドー新川店Tel011・763・6660代表 へ。
よこかわ みえこ
昭和22年、静岡県出身。昭和51年に結婚で札幌市へ移り住む。平成元年、イトーヨーカドー江別店子ども図書館に勤務。翌年、通信教育で司書の資格を取得。平成14年、イトーヨーカドー新川店の子ども図書館へ。江別市在住。
(斉藤美香)