:::2005.04.06号より:::
マルマサ田中青果代表取締役/野菜のソムリエ
田中由美子さん
おいしいもの、安全なものを
お客さんにしっかりと伝えられる
“本物の八百屋”になりたい
「私たちは、生産者と消費者の架け橋。おいしいもの、安全なものを届けるという、大切な役割があると思うんです」と笑顔で話してくれたのは、札幌市内で野菜や果物の小売りを行っている青果店の代表取締役を務める田中由美子さん。
先代だった夫を亡くし、店を引き継いで3年。値段が高くても質がよく、おいしくて納得のいくものだけを取り扱うという、創業60年の精神を受け継いで来ました。ところがある時、お客さんに、なぜ同じ野菜で値段が違うのかと聞かれ、説明に困ったことがあったそう。「見た目には同じものが、スーパーなどで安く売られている。違いがどこにあるのかをうまく説明できず、モヤモヤした気持ちをずっと抱えていました」。
彩り豊かな旬の野菜や果物を毎日仕入れています
そんな時、野菜と果物のおいしさを伝えるスペシャリストを養成する日本ベジタブル&フルーツマイスター協会の講座を知り受講。さまざまな野菜や果物の生産地や旬の時期、見分け方などの知識を学びました。今年2月には通称「野菜のソムリエ」といわれる資格のひとつ「ベジタブル&フルーツマイスター」を取得。「学んだことをきっかけに、八百屋をやっていることに誇りを持ちました。おいしいものや旬のもの、安全なものなどをしっかりと伝えられる“本物の八百屋”になりたい」と熱い思いを語ってくれました。
たなかゆみこ
北海道美唄市生まれ、札幌市在住。札幌市内のホテルなどに野菜や果物を納品しているマルマサ田中青果の代表取締役。今年2月、日本ベジタブル&フルーツマイスター協会の「マイスター」に合格。北海道では2人目。現在は、さらに上のステップ「シニアマイスター」の資格習得に向けて勉強中
(片岡掌子)
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