:::2003.12.03号より:::
便利なグッズを使いこなし、上手に雪かきをしましょう
コツを覚えれば、運動不足も解消できて一石二鳥
いよいよ冬到来です。
「ウインタースポーツは楽しみだけど、雪が降れば雪かき…。面倒だけどやらなくてはならないし…」と、憂うつになっている人も多いことでしょう。
でも、どうせするなら少しでも楽に、そして効率的に済ませたいもの。体に負担をかけない便利な雪かきグッズや、腰を痛めないための上手な雪かき法を紹介します。
スペースや雪の量に合わせて使い分けを
この時期になると、いろいろな雪かきグッズが店頭に並ぶようになります。どのように使い分ければ効率的なのかを、ジョイフルエー・ケー屯田店(札幌市北区屯田8-5-5-1TEL:011(775)7777)の山本利廣さんに聞きました。アイテムごとにその特徴や使い方を紹介するので、ぜひ参考に。
●雪はね
どこの家庭にもある昔ながらの形で、軽い雪をはねる時に使います。最近は軽くて丈夫なポリカーボネート製のものが人気。持ち手に三角の取っ手が付いている方が、雪を投げる時に安定します。子供に手伝わせる時は、子供専用のものを用意しなくても、車載用の小さなスコップで代用できますよ。

●雪押し
クジラのしっぽのように横に細長く、雪を押しながら移動させて集める作業に使います。舗装された場所などでは、雪の降り始めはこれ1本でも十分。本格的に積もったら、これで集めてからスノーダンプを使うと効率的。      
●スノーダンプ
金属製が丈夫ですが、ちょっと重たいのが難点。女性やお年寄りは、軽くて丈夫なポリカーボネート製のものが扱いやすいでしょう。
昨冬から人気
沸騰の氷割り
●氷割り
昨冬から爆発的に人気が出た商品。
棒の先に大きなアイスピックが付いていて、軽く持ち上げて真っすぐ落とすだけで、棒自体の重みで氷が割れます。
ツルハシやハンマーよりも体に負担がかからず、楽に作業できます。
●屋根の雪切り
5mくらいの棒の先に板が付いており、屋根から落ちそうになっている雪を楽に落とせます。普通の雪はねでは、背伸びしてもなかなか手が届きませんが、これなら無理をせずに高いところまで届くうえ、雪が落ちる場所から離れたところで作業できるので安全です。
●ジャンボそり
たくさんの雪を積んで
移動できるので、
雪捨て場が遠い時に便利です。
●スノースプレー
金属製の雪かきに吹き付ける
と、雪がくっつかずスムーズに
除雪できます。
プラスチックでも多少効果あり。
●雪かきグローブ
通常のものより防寒性が高く、滑らない素材でできているので作業しやすいのが特徴。
雪かきで腰を痛めたり、筋肉痛になったという話はよく聞きますね。
そうならないためのポイントを、スポーツ整体師の関口明美さんにアドバイスしてもらいました。
まず大事なのは保温。ウールの肌着を着けて、重ね着するのがポイントです。ウールは保温性が良く、汗をかいてもすぐに揮(き)発します。さらに重ね着することで、体の周りに空気の層を作り、一定の温度を保つ効果がアップします。このほかにも保湿性の高い下着があるのでお試しを。
また、雪かきの前に体を温めておくことも大切。腕を軽く動かしながら15回くらいジャンプしましょう。あらかじめ体温を上げて血行を良くしておくと、筋肉も柔らかくなります。

雪かきをする時に意識したいのが、ヘソの下2p位の部分の筋肉。いわゆる腹筋ですが、ここをグッと引き締め、背中とおなかの両方の筋肉で体を支えましょう。おなかを緩めたままだと腰にばかりに負担がかかり、腰痛の原因になることも。雪を投げるなどの作業をする時は、ふーっと息を吐きながら、おなかをきゅっと締めるという動きを覚えておいてください。

雪かき終了後は、使った筋肉をマッサージしておくことで、ある程度筋肉痛を防げます。おなかをはじめ、ふくらはぎ、もも、わきの下から体側にかけてをさするようにして、筋肉の疲労を取っていきましょう。お風呂の中で行うとより効果的です。    ちなみに、1時間の雪かきで消費するカロリーは、1時間テニスを続けるより多いとのこと。体に負担をかけないコツをつかめば、冬の間の運動不足を解消してくれる手軽な運動に早変わりしますよ。