:::2004.06.16号より:::
ちょっとした気配りで、いつもピカピカの床に
フローリングを美しく保つお手入れ方法
 フローリングは掃除が簡単で手間入らず。と思っていても、長年の間には汚れがこびり付いたり、すり傷が目立ったり、いつの間にか「あらっ、こんなに汚れていたかしら」と驚いたことはないですか。長く美しくフローリングを保つための、ちょっとした手入れのコツを紹介します。
日々の手入れはペーパーモップ。時々拭き掃除を

 フローリングの掃除の基本はホコリの除去です。ホコリは部屋の隅に移動してたまっていきますから、角や壁際を重点的に行いましょう。
 毎日の掃除はペーパーモップだけで十分ですが、細かい砂などで床が少しザラついてきたなと思ったら、掃除機で吸い取るようにします。
 拭き掃除は、そよ風の入る、晴れた日にしましょう。基本的に洗剤などは使いません。水拭きだけで大丈夫。それでも取れない汚れは、繊維製の柔らかいスポンジに水を含ませて軽く絞り、汚れ部分を傷付けないように軽くこすりましょう。

フローリングに水気は大敵です

古くなったシャツを切って、ぞうきん代わりに使うと便利です
 水気が多いとシミの原因になりますし、継ぎ目から染み込んで、木がしのってしまう場合もあります。水拭きをしたら、すぐから拭きをすると良いでしょう。ただし、水を付けずにこすると傷の原因になりますから、から拭きは柔らかい布で力を入れないのがコツ。着古したシャツなどを切ってたくさん布を用意しておくと効率的です。

ワックスがけは、風通しの良い晴れた日にしましょう

 ワックスがけは年に1〜2回程度で十分。水拭きをして完全に汚れを落とし、床を乾燥させてから行います。汚れたままだと、汚れを閉じこめてしまうことになるので注意しましょう。
 最近の主流は、磨きをかけなくても光沢が出る樹脂系のワックスです。白木用、フローリング用、クッションフロア用などいろいろな種類があるので、床材に合わせて専用のワックスを選びましょう。
 ワックスがけも、からっとして風のある日を選びます。ただし、乾燥しすぎの日は塗ったそばからワックスが乾いて、塗りむらが出ることも。窓の開閉で風の調節をしてください。
 塗り終わったら、丸一日は上に物を置いたり、極力歩いたりせずに、完璧(ぺき)に乾かしましょう。

傷の予防が長くきれいに保つコツ

イスやテーブルの脚にカバーをかけると傷の予防になります
 以上はお手入れの方法ですが、フローリングを長く美しく保つためには、日ごろのちょっとした配慮も大切です。
 スケートリンクの上で生活している、と言ったらちょっと大げさですが、フローリングはとても傷つきやすいのです。イスの脚にカバーをかけたり、掃除機の先でひっかき傷を付けないようにして保護に気を付けましょう。
 スリッパなども細かいすり傷ができる原因になります。長い間に動線に沿って白い跡ができるのはこのためです。傷に汚れがたまって黒ずんでしまう場合もあります。
 きれいなうちはラクラクお掃除ができますが、傷ついてからではなかなか元には戻りません。床に優しい生活を心がけてみてくださいね。
※取材協力/北洋
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