:::2004.08.18号より:::
ドライマーク表示があっても水洗いができますよ
おしゃれ着も家庭で手軽に洗濯しませんか?
 ここ数年、スカートやブラウスなどのおしゃれ着に「ドライマーク」が表示されているものが増えています。ところが、繊維をチェックすると水洗いできるものがほとんど。そこで、花王販売北海道支社の消費生活アドバイザー・井上宏子さんにホームクリーニングのコツを聞きました。
水洗いできるのに「ドライマーク」の理由

洗濯の前には衣服に付いている取り扱い表示のタグをよく読みましょう
 「洗濯上手になる第一歩は、まず衣服に付いている取り扱い表示のタグをよく読むことです」と井上さん。タグにはどのような繊維が使われているか、洗濯方法の指示などが書かれています。これによって、手洗いしたり洗剤を使い分けたりするのですが、よく見ると水洗いできる繊維なのに、ドライマークが表示されていることが多いのに気がつきます。
 最近のおしゃれ着は、ひもやレースをはじめ、薄い素材の重ね使いなどが目立ちます。このような素材を、ほかの洗濯物と一緒に洗濯機で回すと絡んで伸びてしまい、せっかく気に入って買った服が、2度と着られない無残な姿になってしまうことも。こんな状態を防ぐためにドライマークが付けられていると考えてもいいでしょう。
 でも、そんなおしゃれ着のシミや汚れを自宅できれいにしませんか? 例えば夏のおしゃれ着のキレイをキープするためには、やはりひと手間かけて丁寧に洗ってあげるのが一番。

おしゃれ着洗いの基本は「やさしく」

おしゃれぎは優しく振り洗い。形を崩さないようにつるして干しましょう
 おしゃれ着を洗う時は専用の洗剤を使いましょう。井上さんに花王で開発されたおしゃれ着専用洗剤「エマール」を使って、人気のシフォンタイプのフェミニンスカートのクリーニングを教えてもらいました。ほかのおしゃれ着にも応用できますから、マスターしてみましょう。
 1.まずは洗濯表示をチェック。弱40℃か手洗い表示があれば洗えます。水洗いできないマークが付いていても、素材がポリエステルなら洗えます。ただし、ベルトの芯(しん)地がある場合は、ドライクリーニングのほうが無難です。
 2.洗う前には全体をチェック。シミや汚れの部分には洗剤の原液を付けておきます。
 3.水5リットルにエマールを12ml溶かした洗濯液を作ります。それにスカートを浸して振り洗いします。すすぎも同じ要領です。
 4.仕上げには柔軟仕上げ剤を入れてしわを防ぎ、なめらかに。
 5.軽く脱水したら、両手で挟むように軽くたたき、ピンチハンガーなどを使ってつり干しします。
 洗濯機を使う場合は、1.2.までは同じ。次は汚れの部分が外に出るように畳んでネットに入れます。その後、手洗いソフトコースかドライマークコースを選んで脱水までお任せ。柔軟仕上げ剤はあらかじめセットしておきます。
 「せっかくこだわって選んで、大切に着たいと思っている洋服は、マメに洗ってあげましょう。形が崩れないように優しく扱い、しっかりと汚れを落とすことが大事です」と井上さん。

お風呂上がりにさっと洗ってしまうのも手軽

 汗の付着した衣類をそのままの状態にしておくと、汚れが落ちにくくなります。汗をかいたなと感じた日は、スカートやブラウス一枚くらいなら、一日の終わりにさっと洗濯してしまいましょう。お風呂上がりのついでに洗って干してしまうのも良い方法です。
 洗濯上手になって、おしゃれ着にもどんどんチャレンジしてみませんか?

※取材協力/花王販売北海道支社(札幌市東区苗穂町12、011・712・5570)