
自動車学校の教習で「運転前には車の周囲を一回りし、必ず点検を」と習ったことを覚えていますか?
自転車も、乗る前には点検が大切です。「最近やっと物置から自転車を出した」「冬の間、自転車を雪に埋もれたままにしていた」という人は要チェック!
まず点検から始めましょう。
車体のガタつき
車体を数センチ持ち上げ、上下や左右にポンポンと揺らしてみましょう。車輪、フレーム、サドル、カゴなどが、ガタガタと変な音を立てていませんか? 自転車を倒すことが多かったり、雪の下に埋もれさせていた場合は、ガタつきがあることが多いそう。そのまま乗ると部品が外れたり、転倒の危険性もあります
タイヤの空気圧
タイヤは乗っているうちはもちろん、置いておくだけでも自然と空気が抜けてしまうもの。
シーズンの最初には、必ず空気を入れましょう。空気が少ないまま乗っていると、タイヤが傷みやすくなってしまいます。
また、乗っているうちにペダルが重く感じるようになったら、空気が抜けてきているサイン。
この場合も空気入れをしっかりと。空気を入れてもタイヤが膨らまない時は、パンクかゴムの劣化が考えられます。専門店で相談を。
タイヤの溝
タイヤは古くなると亀裂が入ります。そして自動車と同じように、自転車のタイヤもすり減るもの。
タイヤの溝がしっかりあるかをチェックしましょう。溝がなくなったタイヤは、スリップやパンクを起こしやすくなるので危険です。
タイヤは、前輪より後輪の方が早く減っていきます。
ブレーキ
ハンドルのブレーキ操作を確かめましょう。握りが硬くなっていたり、戻りが悪い場合は、ブレーキワイヤーが劣化している可能性があります。
また、ワイヤーに亀裂が入っていたらそこから水が入り、ブレーキが利かなくなる恐れもあるので、すぐに交換しましょう。
ペダルチェーン
チェーンの点検はペダルを逆回転させて。チェーンがさびていると、回転が鈍くなる、回転しない、
外れやすくなるという不具合が起きます。さびている場合はチェーン交換が必要です。回転が鈍いと感じたら、
自転車専用のオイルを少しずつ差しましょう。動きがスムーズになります。
サドル
お尻を乗せるサドルの部分に亀裂は入っていませんか?
そのままにしているといつか割れてしまう恐れも。またサドルの高さ調節の部品がきつい場合には、
サドルを差し込む部分に自転車専用のグリスを入れましょう。防水効果もあり、さびにくくなります。
このほかライトが点灯するか、車体にさびがついていないか(自分で落とす場合は、自転車専用のさび落としを使って)なども確認を。
問題があったら専門店へ持ち込み、修理や部品交換をしてもらいましょう。自転車は「命を預ける乗り物」です。
しっかり点検して、安全・安心なサイクリングを楽しみましょう。