インテリア編
物の量を減らすことが収納上手への第一歩
「適材適所に指定席」の大原則であなたも収納上手に
「幸せはきれいな家にやってくる」なんて掃除好きの芸能人の言葉もありますが、きれいな家の第一歩は、まず収納から。すっきりした部屋をつくる発想やテクニックを、実践アイデアを交えて紹介します。
収納下手な人の家は、物の許容量がオーバーしています
赤城さん宅の薬箱代わりの引き出し。入っている物が一目瞭然(りょうぜん)
テレビ番組などで収納に悩んでいる人の家が紹介されると、ほとんどの家がびっくりするくらいの物であふれていますね。コップに入る水の量が決まっているように、部屋の収納の許容量も決まっているのです。手に負えないほどの物があるなら、まずは物の量を減らすことから始めましょう。
身の回りに、同じ機能を持つ物がいくつもあったり、タンスには時代遅れの服や、サイズが合わなくなったスカートなども収納されているはず。整理整頓を決心したら「いる物」「いらない物」「迷っている物」と袋を3つ作って入れてみましょう。半年後くらいに「迷っている物」袋を開けて、内容を吟味して整理を続けると、徐々に物は減るはず。洋服は一度鏡の前で着てみて「これを着て街を歩けるかしら?」など、他人の目線でチェックしてみるのも良いでしょう。
減らすことと同時に「増やさない努力」も大切です。買うときは「同じような物を持っていないか?」「本当に必要か?」「買ったらどこに置くか?」と常に自問自答を。一つ増やしたら、一つ減らすことが必須作業です。
収納三原則は「物の量を減らす」「指定席を決める」「適材適所に収納する」
靴箱の裏を活用した収納。外出時に、1回扉を開けるだけで済みます
物の量が減ったら、収納も随分やりやすくなるはず。次のステップは、「物の指定席を決める」こと。何かを使ったら必ずそこへ戻せば、部屋が散らかることはありません。そして「指定席決め」の重要な要素は、「適材適所」です。
使い終わってから収納するまでに、部屋の隅から隅を行ったり来たりするのでは、面倒になって出しっ放しになる恐れも。収納は「使う場所の近くに」「ジャンル分けして、関連物はまとめる」と決めると、面倒になったり、物が無くなることもありません。また、頻繁に使う物は、1回だけ扉を開ける、1回だけ引き出しを開けるなど、「一つの動作」で収納できるように工夫しましょう。
インテリアコーディネーターの赤城道子さんは「引き出しは、引くという一つの動作で中の物がすべて見渡せるので、便利ですよ。その中に空き箱や厚紙などで仕切りを作って区画整理をしましょう。物を立てるなどして整理をすれば、見た目も分かりやすいし、何よりたくさん入ります」とアドバイス。チェストやボックスなどの収納用品を選ぶ際には、表に出る色や材質などを統一するとスッキリして部屋も広く見えるそう。
きれいに片付ける方法を身に付けて、快適に暮らしましょう!