:::2007.02.21号より:::

住まい編

3月下旬から4月中旬が引っ越しの“繁忙期”
アイデアとオリジナリティー満載のサービスを上手に使おう

 引っ越しを考えた時、業者選びは何を基準にしていますか? 引っ越し業界では、各社が趣向を凝らした個性的なプランでしのぎを削っています。春の引っ越しシーズンに向けて知っておきたい、ユニークなサービスを探してみました。

ゴミも時間も少なく済むエコロジープラン

 一度しか使わないのに、大量の段ボールや梱包(こんぽう)資材がゴミになるのはもったいないと思いませんか? そんな思いに応えたのが梱包資材と時間の両方が節約できる日本通運の「えころじこんぽ」。繰り返して何度も使えるアイデア満載の反復資材を用いるので、ゴミが出ません。例えば食器は、卵のケースのような形の弾力性ウレタンが詰まったトランクで運び、一つひとつ紙などで包む手間と資材を節約。小物を入れる段ボール箱の代わりには、プラスチック製のコンテナが使われます。
 またタンスやクロゼットの衣類も詰め替えいらず。タンスの引き出しはクルリと包める「パック毛布」に入れてそのまま搬送。クロゼットのスーツやジャケットなどは、ハンガーにかけて吊るしたまま「ハンガーボックス」で運ばれます。靴も小型のげた箱のような専用の収納ケースに入れるので、型崩れの心配がありません。詰め替えが最小限になるので、梱包と解梱時間も短縮。便利だからこそ、費用も高くなると思いがちですが、「一軒の引っ越しにかかる時間が、食器棚なら当社比で144分から50分になるなど短縮できることで人件費も抑えられ、梱包資材の料金もかからないので、費用は控えめになっています」(日本通運札幌支店・小布施智之さん)と、合理的です。

2回の引っ越しに「往復割引」と特典もプラス

 今住んでいる家を建て替えるため、仮住まい先へ転居することになったら、現在の家から仮住まい先、仮住まい先から新居へと二度の引っ越しが必要です。この往復引っ越しに加えて、あふれた荷物の一時預かりもパッケージされているのが、クロネコヤマトの「建替引越パック」。仮住まい先が手狭で家財道具が入りきらないときに、自分でトランクルームの業者などを探す手間もありません。また引っ越しの途中や保管している間に、不要になった家具が出た場合はリサイクル品として引き取ってくれるので、回収業者への連絡や費用も不要。
 また同社では、建て替えと同様に、家の中での家具の移動に対応してくれる「リフォーム引越プラン」も行っています。「往路と復路の引っ越しをパックプランにしているのは当社だけだと思います。引っ越し時に家具を新しくする人が多いので、リサイクル品の引き取りサービスも好評です」とクロネコヤマト引っ越しセンターの奥泉浩三さん。引っ越しの往復割引に、特典が付いたプランです。

「お得な引っ越し」は繁忙期直前が狙い目

 引っ越し業界の「繁忙期」は3月下旬から4月中旬。お得に引っ越すにはその直前が狙い目です。時期をほんの少し早めると割引率が高くなることがあるのだそう。例えば日本通運は3月15日(木)までギフト券などがもらえるキャンペーンを、クロネコヤマトではオリジナルグッズなどがもらえるキャンペーンを展開中。引っ越しは、賢く上手に行いたいですね。

取材協力/
日本通運札幌支店(札幌市北区北7西4 伊藤110ビル6階、011・738・0032)、
クロネコヤマト引っ越しセンター(札幌市東区伏古6ノ3、011・786・8488)
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