:::2007.07.18号より:::

掃除編

プロが教える「風呂掃除のテクニック」
床や壁のカビ対策には、水をかけることが有効

 温かいお湯の中でゆっくりとリラックスしたいバスタイム。掃除と手入れが行き届いたきれいな風呂なら、気分もさらに良くなりますね。そこでいつも以上にピカピカにできる、上手なお掃除方法をプロに聞きました。

カビ対策の第一歩は毎日の「予防」から

 風呂の汚れでもっとも目立つ上に、厄介なのが「カビ」。入浴後には、カビの予防に気を配って。カビは、温度、湿度、栄養分(体のアカ)、酸素という要素がそろうことで発生します。カビが好む環境は湿度75%、室温20〜30度。入浴後はまず換気をするように心掛けて。窓や入り口を開けたり、換気扇を回すなどして、浴室内の湿度を下げてください。
 また床や壁のカビ対策には、水をかけることも有効。浴室や床面の温度が下がる上、栄養分となるアカを流す効果もあります。タオルでから拭きすると、さらに完璧です。
 すでに発生しているカビには、漂白系の洗剤を。天井近くなど、上部は液だれして壁が変色する恐れがあるため、まずは床面近くの下部から処理して試してみて。床面に近いコーキング部分に発生したカビは、小さな容器に漂白剤を入れ、古い歯ブラシにつけながらカビに少しずつ塗っていきましょう。ゴシゴシこすると、コーキングを傷めてしまうので注意して。最後は水で流すのを忘れずに。漂白剤を使用する際は、必ず換気をしてください。また、長時間、密閉状態の中にはいないこと。

浴槽に熱湯をかけてから洗剤をつけるのがポイント

 浴槽や壁の掃除には「ふろ用中性洗剤」が便利。スポンジに付けて円を描くように磨いていきます。ここでのテクニックは、浴槽に熱湯を掛けて温めて、洗剤をつけてしばらく時間を置きます。熱で汚れの分解が促され、落としやすくなります。浴室の汚れは人間の腰の高さから下は、水アカがほとんど。表面のザラザラした汚れには研磨剤(歯磨き粉など)やメラミンスポンジが有効ですが、傷がつく恐れもあるので、目立たない部分で光に照らして試してみて。

●排水溝
 表面が金属やプラスチック製の排水溝は、付いたカビも落とすのは簡単。だからこそ、まめな手入れが大切。たまった髪の毛やせっけんカスなどをこまめに取り除き、パイプ用洗剤などで定期的に洗浄して詰まりやにおいの解消を。

●床の汚れ
 床の凹凸には、普段の掃除では取りきれない汚れが蓄積しています。目地ブラシでこすると、溝に詰まった汚れまでスッキリ。ただし目地ブラシは床に傷をつける恐れがあるので、必ず目立たないところで試してからにしましょう。

●鏡
 表面にウロコ状の汚れが付き、鏡が曇っている場合は、研磨剤で取るのが一番。ただし細かな傷がつく可能性があるので、細心の注意を払いましょう。また、根気も必要です。鏡の中に黒いポツポツができるのは、内部がさびてしまっているためで、掃除では対処できません。鏡は消耗品です。買い替えも検討してみては。

●ぬめり
 ぬめりが付く部分は、金属タイルやプラスチックなど、洗剤をつけて洗えば落ちる部分がほとんど。ぬめりは放っておくと、カビの原因に。ぬめりの時点でまめに落とすクセをつけましょう。

取材協力/北ガスジェネックス ハウスクリーニンググループ(札幌市東区伏古8ノ2ノ7ノ1、011・782・5130)
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