:::2007.09.19号より:::
家電編
「IH」「スチーム」「真空圧力」「ダイヤモンドコーティング」などでお米をおいしく
ふっくらおいしいご飯は最新炊飯器におまかせ!
ここ1、2年で炊飯器の機能や品質が飛躍的に向上しました。個性的な商品も増え「どんなお米が食べたいか」「どんな使い方をしたいか」によって、炊飯器を選ぶ時代となりました。最新の「炊飯器事情」を紹介します。
大火力の「IH」が主流。お米を科学した技術力でふっくらご飯に
スチームIHジャー炊飯器「ナショナル SRーSW101」
現在の炊飯器は「IHジャー炊飯器」が主流。従来多かった「マイコン」に比べ、火力が強く、ふっくらおいしいご飯を炊き上げることができます。この「IH」をもとに各社がさまざまな機能の商品を開発。買い換えを考えている人は、生活スタイルや家族の人数など「どんなご飯を食べたいか?」という基準で選ぶといいでしょう。
各社の工夫は「内がまの素材」にも見てとれます。「IH」の大火力を生かすために、今までのステンレスに比べて熱が伝わりやすい銅や銀、ダイヤモンドを練り込んだ素材でコーティングしているものや、職人が一つ一つ手作りする「炭がま」、健康志向の「鉄がま」、おひつ感覚で使える「土鍋がま」などユニークな商品も目立ちます。
工夫のもう一つの方向性は「スチーム」「真空」「圧力」といった技術力。米を科学的に分析して、よりおいしいご飯を炊き上げる方法が採用されています。また最近は火力を生かしてシチューなど煮込み料理が作れる商品や、蒸し料理、肉料理、パン作りなどができる機種も好評。
炊きむらがない「スチーム」「真空圧力」
真空圧力IH保温釜「東芝 RC−10VSA」
ビックカメラ札幌店のお勧めは、朝炊いたご飯が夜もおいしく食べられる「スチーム炊飯器」=写真左上=。130度の細かなスチーム(蒸気)で炊き上げるので、お米一粒一粒の中にしっかりと熱が伝わり、甘味とうま味のあるふっくらご飯が出来上がります。また6時間、12時間ごとに自動でスチームが投入されるため、ごはんのパサつきや保温臭もカット。スチームで再加熱すればふっくらご飯に戻るので、一人暮らしの人や、一日一回大量に炊く家庭などにお勧めです。
ヤマダ電機テックランド札幌月寒店の人気は「真空圧力」=同右=。圧力鍋と同じように、炊飯器の中を真空状態にし大きな圧力をかける機種です。真空にしてお米に水分を十分に吸収させ、芯(しん)まで柔らかくして、高気圧をかけると、しっかり加熱されてお米がふっくら炊き上がります。なお米は100度以上の湯で加熱することで、グンと甘味が生まれます。気圧が高くなるほどお湯の温度も上がるので、よりおいしいごはんが炊き上がる仕組みになっています。また蒸らす時に真空にすることでお米が酸化せず、長時間保温でも黄ばみが防げます。
どちらの機能も炊きむらがなく、まんべんなくふっくらとしたご飯に仕上がるのが特徴。最近の機種は従来のマイコン型に比べ、多機能な分価格も高めですが、その分ご飯はおいしく炊き上がります。「炊飯器を替えたら、お米のランクを落としてもおいしく食べられた」という声も寄せられているそうです。