札幌市手稲区・Tさん(44歳)
夫(41歳)長女(10歳)長男(8歳)
収支内訳
【収入】
夫(会社員・手取り)……… 31万円
妻(パート)…………… 2万5000円
【支出】
住宅ローン………………6万5300円
食費(外食費含む)………… 6万円
水道・光熱費………………… 2万円
通信費(携帯電話代・新聞購読料含む)……………………………2万1925円
夫小遣い…………………… 2万円
夫生命保険料………… 2万3410円
学資保険料…………… 2万3639円
習い事(子ども)……… 1万5760円
衣料・生活雑貨……………… 1万円
ガソリン代…………………… 2万円
学校関連(給食費など)…… 9570円
医療費………………………8000円
雑費…………………… 3万7396円
合計……………………33万5000円
ファイナンシャルプランナー
田尾雅子さん
日本ファイナンシャルプランナー道央支部所属会員
毎月の収入を使い切ってしまうのが悩み
生命保険を見直して貯蓄に回すことは可能でしょうか
相談毎月、赤字にはなっていませんが貯蓄ができません。
夫の生命保険を見直して、少しでも貯蓄に回すことはできないかと考えています。改善点があればアドバイスしてください。
生命保険は万が一の保障、保険料を抑えることばかり考えては本末転倒です。保険の掛け替えで保険料を安くすれば、保障内容が低下する場合も。夫が加入中の終身保険は貯蓄性があるので解約は損、医療保険も妥当な内容です。保険必要額は遺族キャッシュフローで算出しましょう。夫の死亡に伴う収入は、死亡退職金(平均650万)と遺族年金(遺族基礎+遺族厚生)です。年金支給額は、子が18歳まで遺族年金14万、子が18歳を超え妻65歳まで遺族厚生年金+中高齢寡婦加算=8万、妻65歳からは遺族厚生年金+老齢基礎年金=9万となります(いずれも概算月額)。支出は、生活費が現在の80%の月16万(住宅ローンは団体信用生命保険で相殺、生命保険・学資保険・夫小遣いを除く)と子の学費(大学まで公立)約1300万円です。妻の平均余命46年と推定すると3300万円不足します。加入中の保険と貯蓄で不足分を満たしているならこのままで。過剰なら定期特約を削りましょう。雑費と夫の小遣いの金額の差が気になります。見たくない出費を「雑費」とひとくくりにするのが貯められない原因かも。無駄を把握し、少額でも天引き貯蓄を。大黒柱の夫に敬意と愛を込めて、小遣いアップも検討しては?