:::2006.1.25号より:::
ウィッグを上手に活用して、おしゃれを楽しむシニアが増えています
ボリュームのある髪で、若々しく生き生きと
 いつまでもきれいでいたいと、ヘアスタイルにも気を配っているシニア世代の女性は多いはず。最近は、気軽にウィッグを活用しておしゃれを楽しんでいる人も多いよう。そこで、今どきのウィッグ事情を紹介します。
素材や色など、進化し続けるウィッグ

 ウィッグは、大きく分けると、頭からすっぽりとかぶる「フルウィッグ」(全かつら)と、頭頂部に付ける「部分ピース」(部分かつら)の2種類。素材、色合い、土台のネット部分など、年々少しずつ改良され、最近では、より自然で付け心地の良い製品が作られています。
 素材は化学繊維、人毛、化学繊維と人毛のミックスがあり、主流はミックスタイプ。通気性が良く、見た目が自然だとか。カラーも豊富で、白髪混じりのものもあります。さらに軽量化が進んでいて、フルウィッグでも軽いタイプだと25gほど。かぶっていることを忘れるという人が多いそうです。
 シニア世代の購入動機では、「髪をふんわりさせて、ボリュームを出したい」という人が多く、その場合は、自毛に部分ピースをプラスしてボリュームを出します。また、白髪が気になる人が、生え際に部分かつらを付けることで、「伸びかけの白髪が隠せるので、染める回数が減って重宝している」という声が聞かれるそう。このように、目的によって選ぶものが変わるので、購入の際は自分の希望をしっかり伝えましょう。

セミオーダー感覚で、自分に合ったウィッグを手に入れて


奥に試着ブースがある店舗が増え、気軽に試せるように
  最近は、セミオーダー感覚で付けられるウィッグが人気です。髪の量やネットのサイズを調整して、一人ひとりの状態に合わせることが可能。購入後は、実際に頭に付けて、ウィッグや自毛をカットすることも。「ベルナフォンテーヌさっぽろ地下街ポールタウン店」のアドバイザー佐々木雅子さんは、「洋服を直すのと同じ感覚で簡単に調整できます」と話します。同店には、個室のシャンプーブースがあり、そこでカットやメンテナンスをしてもらえます。
 また、「ウィッグサロンハイネットさっぽろ東急店」では、店内に、車椅子でも入れるドレッサーコーナーがあり、美容師の資格を持つスタッフが対応してくれます。いずれの店舗も、人目を気にせずに調整や試着ができるようになっています。
 価格の目安はフルウィッグの場合、化学繊維のタイプで約3万円からで、売れ筋は20万円台。部分ピースは大きさにより、3〜10数万円と幅があります。ハイネットのチーフ松田洋子さんは、「日常用と外出用を使い分けている人も多いですよ」と教えてくれました。
 需要の多いミックスタイプは、自分で洗髪ができ、自然乾燥でOK。購入後でも、スタイルを変えるなど、メンテナンスしてもらえるのもうれしいですね。気軽にウィッグを試して、若々しいおしゃれを楽しんでみましょう。
取材協力/ウィッグサロンハイネットさっぽろ東急店(札幌市中央区北4西2 さっぽろ東急百貨店1階、Tel011・212・2593)。ベルナフォンテーヌさっぽろ地下街ポールタウン店(札幌市中央区南3西4 札幌地下街ポールタウン内、Tel011・231・8882)。