:::2008.02.27号より:::

 オントナ・パートナーの作ってみたい料理・1に選ばれた「飾り巻き寿司」。切った面に花などの模様が現れ、食卓を華やかにしてくれる一品です。併せてお祝いの席に作りたい手軽なメニューも紹介します。彩りの美しい料理を囲んで乾杯しましょう。

「アロイ ケータリングサービス札幌」代表。飲食店コーディネーター、フードスタイリストとしても活躍。出張料理教室も実施。北海道フードマイスター、JFAAフードアナリスト

気持ちの込もった内食で
お祝いしませんか?

アロイ ケータリングサービス札幌 シェフ
垣實敬介さん

 お金を出せば何でも買える時代ですが、「ここぞ!」というときに腕を振るってみてはいかがでしょうか。料理を作ることで「おめでとう」の気持ちを表現する。「自分のために作ってくれた」と思うと誰だって感激します。その笑顔を見ると、作ってよかったと思うはずです。今回は、家庭にあるもので作れて、子どもからお年寄りまで楽しめるメニューにしました。外食もいいけれど、内食でお祝いしてみてはいかがですか。

材料(3本分)
酢飯(参照)茶わん4杯分、のり(大判) 4枚と1/2、サケフレーク 大さじ6、ホウレンソウ 3束

 ひな祭りに向けて、切った面から桃が現れる巻き寿司を作りませんか? 子どものお弁当にもお勧めです。

作り方
  1. ホウレンソウは軽く水で洗い、塩を加えた熱湯でさっとゆでる。冷水に浸してよく冷まし、手でしぼって水気をきり、根の部分を切っておく。
  2. 酢飯は1/3の量を別のボウルに移してサケフレークを混ぜ、人肌に冷めるまでラップを掛けておく。
  3. のりを半分にし、2を巻いて細巻きを作る。内側に巻かず、のりを合わせ折りたたむように。横から見ると涙型になります。
  4. 巻きすの上に全形のりを用意し、全体に残りの酢飯を広げ、中央に3をのせる。その際、細巻きはのりを合わせた先を下に向けること。そのわきを酢飯で囲み1をのせ、その上に酢飯を薄く広げる。
  5. 巻きすを持ち上げ、両端からしっかり固め形を整える。包丁を水でぬらしながら、6〜8等分に切る。

※サケフレークの代わりにゆかりや、でんぶを入れてもOK。

材料(4人分)
鶏もも肉 700g、塩 少々、コショウ 少々、酒 大さじ1、カレー粉 大さじ1と1/2、ヨーグルト 大さじ4、しょうゆ 小さじ1、ニンニク 3片、ショウガ 1片、レモン 1個、好みの野菜(ブロッコリー、パプリカなど) 適量

 お酒が進むスパイシーな肉料理は男性に好まれます。パパの誕生日や結婚記念日にどうぞ。

作り方
  1. 鶏肉は皮をむき、余分な脂を取り除く。フォークで数カ所ついておき、食べやすい大きさに切る。塩、コショウ、酒を全体になじませ、もみ込んでおく。
  2. ボウルにヨーグルト、カレー粉、しょうゆを加えてよく混ぜ合わせ、を30分以上漬けておく(一晩でもOK)。
  3. つけ合わせの野菜は塩コショウで炒めるかゆでるなど、あらかじめ火を通しておく。
  4. フライパンを用意し、みじん切りにしたニンニクとショウガ、サラダ油を弱火で香りがたつまで炒める。を加えて中火で焼き、片面に焼き目がついたら裏返す。ふたをして10分ほど弱火で蒸し焼きにする。
  5. 3と一緒に皿に盛り付け、レモンをしぼる。

※肉を食べやすい大きさに切ることで手間と時間がはぶけ、フライパン一つで作れます。工程4の蒸し焼きはじっくり時間をかけましょう。カレーの風味と鶏肉のうま味が増します。辛いものが好きな人は2で好みのスパイスを加えてください。

材料(4人分)
小麦粉 75g、ベーキングパウダー 小さじ1/2、抹茶粉末 小さじ2、卵 1個、サラダ油 大さじ1と1/2、砂糖 45〜50g、イチゴ 8個、こしあん 大さじ4

 電子レンジで作れる簡単なひな祭り向けのおやつです。抹茶の代わりにココアを使ってもOK。子どもと一緒に作りませんか。

作り方
  1. 小麦粉、ベーキングパウダー、抹茶粉末を合わせる。耐熱皿の大きさに合わせてクッキングペーパーを用意しておく。
  2. ボウルに卵を割り入れ、ハンドミキサーで10秒ほど混ぜる。砂糖を加えて全体に空気を含ませるように2〜3分混ぜ、全体的にもったりするまで混ぜ合わせる。
  3. 1を目の細かいザルなどでふるいながら2に加え、ゴムベラで底からすくうように混ぜ合わせる。サラダ油と水(大さじ1)を加え、さらに滑らかになるまでよく混ぜ合わせる。
  4. クッキングペーパーにサラダ油(分量外)を塗り、耐熱皿に敷く。生地を流し入れ、表面を平らにする。
  5. ふんわりとラップをして、電子レンジ(500ワット)で3分30秒〜4分加熱する。
  6. 祖熱をとってから好みの大きさに切り分ける。水(大さじ2)を加えてソース状にしたこしあんやイチゴを添える。

※5の加熱時間はレンジのワット数が大きい場合は短く。好みで生クリームや黒みつを添えてもよい。

材料(4人分)
キャベツ葉 大3枚、ニンジン 1/3本、カブ 1個、アスパラ 2本、コンソメ 1個、粉ゼラチン 5g、塩 少々、
A(バルサミコ酢 大さじ2、エクストラバージンオリーブオイル 大さじ1)

 華やかにテーブルを飾るオードブルメニューも一つ覚えておくと便利。野菜たっぷり、うま味がぎっしり詰まった一皿です。

作り方
  1. キャベツは水洗いし、しんの部分だけを取り除く。ニンジンは、皮をむき幅3長さ5ほどの棒状に切っておく。カブは、皮をむいて16等分のイチョウ切りにしておく。アスパラは薄く皮をむいて食べやすい大きさに切っておく。
  2. 鍋に500ccほどの湯を沸かし、塩を加える。ニンジン、キャベツを7分ほどゆで、ザルに取り出す。同じ鍋でカブを3分ほどゆでて取り出し、次にアスパラも4分ほどゆでる。
  3. ゆであがったアスパラは冷水に移し、冷めたらザルに取り出す。他の野菜は、温かいうちにキッチンペーパーを敷いたバッドなどに並べ、水気をしっかり取っておく。
  4. 2のゆで汁250ccを中火にかけ、泡立て器を使ってコンソメを溶かす。次に、粉ゼラチンを加え、よく混ぜ合わせる。氷水を入れたボウルで鍋ごと冷やし、祖熱を取る。
  5. 流し固める容器を用意し、大きめにラップを敷く。熱が取れた4にキャベツ、ニンジン、カブ、アスパラの順で一度くぐらせてから器に詰めていく。最後に残ったゼリー液を流し込む。ラップをかけて冷蔵庫で2時間ほど冷やして固める。
  6. 食べやすい大きさに切り、Aを混ぜ合わせたソースをかける。

※きれいに固めるためにゆでた野菜の水気はしっかり取ること。固める容器は、市販の豆腐が入っているプラスチック容器が便利。少し長めの長方形型がちょうどいい大きさです。