:::2008.11.26号より:::

 11月末ともなれば気分はもう年の瀬。大掃除という一大イベントが控えています。そこで掃除のプロに、ラクして・早く・キレイになる裏ワザとコツを教えてもらいました。1面ではリビング編、2面では水回り編を紹介します。参考にしてくださいね。

イラスト/そら

(みかみ たまき)
三上 環さん

 整理・収納・清掃(3S)コーディネーター指導員(NPO法人日本ハウスクリーニング協会認定)、2級ハウスクリーニング士、消臭クリーンアドバイザーの資格を持つ。
  札幌と東北地方で、エコハウスクリーニング事業を展開するかたわら、整理・収納・清掃(3S)講座の講師としても活躍中。
TEL.011・807・7606
■NPO法人日本ハウスクリーニング協会
http://www.jhca.or.jp/

ピカピカ光れば自分も家族も大満足
名付けて"光りもの作戦"はいかが?

 新年は、もちろんこざっぱりとした部屋で迎えたいけれど、ただでさえ忙しい年末。ラクして・早く・キレイになるなら、それに越したことはありませんよね。それって手抜き? と思うことなかれ。要領よく大掃除をこなしましょう。
  日本ハウスクリーニング協会指導員の三上環さんは、「掃除の第一歩は部屋の整理整頓から」と話します。ものを動かしながらの掃除機がけは、手間も時間もかかるもの。床にものが出ていたら先に片付けておきましょう。「片づけてから一気がけ」が基本です。
  さらに「窓ガラス、水栓金具、ドアの取っ手や照明器具など、光るべき場所をピカピカに光らせると、ほかはサッと拭くだけで十分奇麗に見えるんです。自分でも"やった"と達成感があるし、家族の受けもいいですよ」とアドバイス。名付けて"光りもの作戦"、ぜひ活用しましょう。ほかにも三上さんが教えてくれた、リビング、キッチン、バス、トイレの掃除の裏ワザとコツを紹介します。


(※が付いた掃除グッズは、100円ショップで入手できます)

明るい窓は"光りもの"の代表格
磨くほどに作戦の効果もアップ

サッシの溝のホコリは両刀使いで退治

 窓のサッシの溝もキレイに。まず掃除機のノズルを先の細いものに付け替えます。片手で古歯ブラシを使い溝のホコリをかき出しながら、もう一方の手でノズルを持って吸い取ると=写真=、辺りを汚しません。結露で濡れたホコリを吸うと掃除機故障の一因になることも。注意して。


スクィージーとから拭きで磨こう

 窓ガラスの汚れは、ガラス用洗剤を吹き付けてスクィージー(※)=写真=をかけるのがお勧めです。洗剤をあまり広範囲に吹き付けると、かける前に乾いてしまうため、手の届く範囲で少しずつやるのがコツです。仕上げはから拭きで。ファイバークロス(※)を使うと、ピカピカになります。


じゅうたんの汚れには重曹を振りかけます
効率的でエコな裏ワザ、ここにあり

カンタン・じゅうたん掃除

 重曹をクリーナー替わりに使いましょう。じゅうたん全体に振りかけて20〜30分置きます。手で重曹をもみ込んでおくとさらに効果的。放置後はゆっくり掃除機で吸い取って。掃除機は手前に引く方が吸引力が強くなります。縦方向と横方向に、十字にかけるのが基本です。


待ち時間だって無駄にしません

 待ち時間は天井や壁など、周囲のホコリ払いを。柄が伸びるタイプの静電気を利用するハタキ(※)=写真=が便利です。“光りもの”の照明器具は特に念入りに。ペンダントライトのひももホコリがたまる部分は、しっかり払って。落ちたホコリは重曹と一緒に掃除機で吸うので、とっても効率的。