:::2009.11.25号より:::
何かと忙しい今の時期。大掃除も段取り良く進めて、ムダな時間はかけたくないですよね。そこで、ハウスクリーニング事業を展開し、掃除や収納方法についての指導員としても活躍中の三上環さんに、効果的で効率の良い方法を教えてもらいました。ちなみに取材に使ったのは、掃除が大の苦手というオントナスタッフの自宅冷蔵庫。手順を追って紹介するので、あなたも挑戦してみて!
文・構成/五十嵐知里、写真/亀谷光、イラスト/藤井一歩
整理・収納・清掃(3S)
コーディネーター指導員
(NPO法人日本ハウス
クリーニング協会認定)
三上 環さん
札幌や東北地方で、エコハウスクリーニング事業を展開。整理・収納・清掃(3S)講座の講師としても活躍中。2級ハウスクリーニング士などの資格も持つ(TEL.011・807・7606)
面倒でも中のものは全部出して。
ナチュラル洗剤を使うのもポイントです
冷蔵庫の掃除のポイントは、まずは庫内の食品をいったん全部取り出すこと。「面倒なようでも、中の棚をはずして丸洗いができ、庫内の掃除もしやすいので、結果的にこの方が早いんです」とは、ハウスクリーニング事業を展開している整理・収納・清掃(3S)コーディネーター指導員の三上環さん。「掃除する日をあらかじめ決めて、中の食品を計画的に食べて減らしておくと、作業が楽になりますよ」とも。
もう一つのポイントは、ナチュラル洗剤を使うこと。「重曹やエタノールなど、万一口に入っても大丈夫な自然素材のものを使うと、二度拭きがぐんとラクになります」。ただし、場所によっては台所用洗剤を使ったほうがいい場合もあります。「丸洗いできる棚などは、化学洗剤でもいいと思います。化学洗剤は汚れの分解速度が速いので、作業効率がアップしますよ」。
掃除前に準備するものは下表の通りです。
★掃除機 ★歯ブラシ
★竹串またはつまようじ
★ぞうきん、布 ★バケツ
★冷蔵庫下のすき間に入るような、柄の長いモップ
(静電気でホコリを取るタイプのもの)
★スポンジ ★霧吹き(あまり汚れていない場合は不要)
★小さなビン(掃除後に消臭剤として使用)
★重曹 ★消毒用エタノール
★台所用中性洗剤
★庫内で食材の小分け収納に使う箱
電源を切る
冷蔵庫の中の食材を保冷箱に入れる
庫内の食材を、クーラーボックスや発泡スチロールの保冷箱などに移動して保管する。外気温が低いときはダンボール箱に入れて屋外に出してもOK。
※この際に、食品の消費期限をチェック。期限切れのものは、中身が残っていてもいさぎよく捨てる。
棚をはずす
食材を出したら、中の棚やトレーを取りはずす。棚の取り付け部は汚れがたまっていることが多いので、取りはずせるものは全部はずすこと。
はずした棚を洗う
はずした棚を台所用の中性洗剤や重曹で丸洗いする。汚れがこびりついてひどい場合は、野菜室などの大きな箱型パーツかシンクを使ってつけ置きにするとよい。そして庫内の掃除後に洗う。